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内省のやりかた(手法まとめ)

内省のやりかた

こんにちは。内省好きの管理人が運営する「内省しよう。」です。

この記事では、内省に適した手法をいくつか紹介します。

いくつかの手法を組み合わせると、新たな気づきが生まれたり、とらえ方が変わったりもします。

自分に合った方法はなんだろう?という気持ちで、いろいろ試してみるのがおすすめです。

日記を書く

日々の出来事や感じたことを書き留めることで、自分の行動や感情を振り返るきっかけになります。

日記を使った内省のやりかた詳細は追って公開します。「やりかた紹介」の記事に簡単な例を記載しているので、よかったらご覧ください。

問いに答える

「今日学んだことは何か」「今日感謝することは何か」など、自分自身に問いかけることで内省していきます。

「自分に何を問いかければよいのだろう」と思われるかもしれません。

問いのリストは追って公開しますので、少々お待ちください。

ベストセラーとなった『メモの魔力』の最後のほうに「自分を知るための自己分析1000問」というページがあります。

かなりのボリュームですので、内省の入口に向いてると思います。

興味ある方はやってみてください。1000問ってめっちゃ多いです。お得感満載。

やりかた紹介」の記事にもいくつか問いの例を記載していいるので、よかったらご覧ください。

5つの「なぜ」を繰り返す

問題の根本的な原因を探るために「なぜ」を5回繰り返し問いかける方法です。トヨタ式とも言われます。

ビジネスの世界で、トラブルの原因を考えるときに使われている方法ですが、実は内省するときにも使えます。

たとえば「なんだかイライラしている」の根本原因を探ってみましょう。

①なんだかイライラしている

(なぜ?)
②今朝、夫に不機嫌な態度を取られたのが嫌だった

(なぜ?)
③夫も忙しいのかもしれないけど、私だって忙しいのに、感謝してもらえてない気がした

(なぜ?)
④「ありがとう」という言葉をもらったことがあんまりない

(なぜ?)
⑤忙しいけど家事育児にがんばっているんだ!というアピールをしていない…から…?

(なぜ?)
⑥言わなくてもわかると思うから。っていうか気づけよ!と思っちゃう。

5回のなぜを繰り返していくことで「夫に感謝してもらえないのが不満。でも感謝してって言ったこともない」という事実に気づきました。

不満の原因に気づけたので、次の行動として何をすればいいかを考えられますね。たとえば「夫に感謝してほしいと伝える」とか。

イライラしていた状態から前進している感じがしませんか?

(5回のなぜを繰り返す前からわかってたよ!はここではナシです。例なので。)

また、自分以外の「人」に対して5回のなぜを繰り返すのはおすすめしません。険悪になります。

なぜを深掘りして聞くのは自分だけの方がよいと思います。

次にいきます。

KPT法

アルファベットが並んでいる手法だと難しそうだと感じるかもしれませんが、難しくないです。

KPT法というのは「振り返りの手法のひとつ」です。特にソフトウェア開発の場面で使われているようです。

海外の方が考案して日本で確立された手法なんですが、細かいことはググるかAIにでも聞いてください。

言いたいのは「KPTという手法が内省にも使えるよ」ってことです。

簡単にいうと、プロジェクトの振り返りを

Keep(よかったこと)
Problem(問題点)
Try(これから挑戦したいこと)

に分けて考えていきます。

よかったことと改善点をバランスよく振り返ることができるのがメリットです。

ポイントはまず「Keep(よかったこと)」から振り返ること。

人は気がつくと「Problem(問題点)」から振り返りがちなので、まずはよかったことに目を向けるのが大事です。

KPT法に興味のある人は本でも学べます。よかったらどうぞ。

『これだけ! KPT』(単行本)著:天野 勝

YWT法

こちらもアルファベットが並んでいる手法ですが、実は日本語をローマ字表記したときの頭文字を取って手法です。

Yは「やったこと」
Wは「わかったこと」
Tは「次にやること」

です。

日本能率協会コンサルティング(JMAC)が開発した振り返りや内省のやりかた・実践手法です。

やったこと、わかったこと、次にやることくらいなら、手帳を書くときにも取り組みやすいですよね。KPT法よりも少しライトな内省に向いています。

内省に慣れている人であれば、ほぼ無意識にやっているかもしれません。

参考サイトはこちらです。

日本能率協会コンサルティングのサイト

1on1コーチング

人と話をしながら内省していく方法もあります。

「コーチング」という言葉を聞いたことはありますか?

ざっくり言うと「コーチの資格を持つ人と対話をしながら、目標達成のために考えたり行動するのを応援してもらうこと」です。

コーチングでは、だいたい1回1時間とか1.5時間、1対1で話をします。

専門の資格を持っているコーチがあの手この手で内省につながる質問をしてくれたり、次のステップを考えるための宿題を出してくれます。

「いきなりひとりで考えるのはちょっと不安かも」「応援してくれる人がほしい」という人は、コーチングに挑戦してみるのもよいと思います。

コーチもほんとにさまざまで、熱い人とか、穏やかな人とか、バランス型など、いろんな人がいます。

値段はピンキリだと思うので問い合わせてみましょう。1時間3,000円の人もいれば、1万円超の人もいます。基本的には経歴の長さや実績数に比例した金額設定であることが多いです。

日本ではまだコーチングはそこまで浸透していないので、人と話すことに対して安くない金額を払うことに抵抗があるかもしれません。

イメージとしては、パーソナルジムのメンタル版みたいな感じでとらえるのがよいと思います。

私も10万円分くらいコーチングを受けた経験から言うと、ひとりでウンウン考えるよりもずっと効率的だなと感じています。なにより伴走してくれる人がいると心強いですね。

人対人の話になるので相性などもあるため、お試しなどをやってみるのをおすすめします。

Xで「コーチ」と入れて検索するとたくさん出るのでポストを見てみてもいいかも。

コーチを探せるサイトもあります。(選び方について「もっと知りたい!」という需要があればもっと詳しく載せます。)

THE COACH Meet

対話型の座談会やワークショップ

1on1のコーチングの派生版です。座談会は文字通り、集まって人と話す感じ。

ワークショップは、特定のテーマに基づいて内省したり、ものを作ったりなどさまざまですが、複数人で話すことで新しい視点がもらえたりするのがメリットです。

自分ひとりの頭で考えられることにはどうしても限界があります。

他の人の発言を聞いている中で気づきが生まれることが多々あるので、人と話す機会を意識的に作ることをおすすめします。

私は内省好きな仲間と集まって、だらだら1時間とか1.5時間ほど話したりします。

中身はだらだらしたおしゃべりなので、普通の女子会と変わらない気もしますが…

テーマが「最近の学び」とか「価値観」とか「これから何をやって生きていきたいか」とかなので、合う人合わない人いそうな気はします。昼間から価値観について考えたい人、あまりないかもしれない。

いずれにせよ自分が日々ひとりで内省していることを相手に話して、相手からの反応をもとにまた考える、という感じのサイクルを回しています。

自分に向き合えば向き合うほど、人と話す時間は大事だな、と思います。

以上、ざっくりと内省のやりかた(手法)を紹介してきました。

あなたに合いそうな方法はありましたか?

いくつかの方法を組み合わせることで内省がどんどん進んでいきますので、ぜひいろいろと試してみてくださいね。

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