こんにちは。「内省しよう。」管理人の永田です。
寝ても覚めても内省している私が、内省の大切さ&おもしろさを伝えるサイトを作りました。
「内省」についてサクッとまとめてみました。
難しい言葉はあまり使っていないので、初めての人でも大丈夫。ざっとご一読ください。
すべての記事を読み終わる頃には、「なんだかちょっと内省してみたいかも」と思っていることでしょう。
ではさっそく。はじめていきます。
内省は「自分について深く考えること」
内省とは、自分の思考や感情、行動について深く考えること。
自分はどうしてあんなことをしたんだろう?
自分はあのとき、どう感じたんだろう?
それはなぜだったんだろう?
などなど、自分に対して深掘り質問をしていくことで、自分の考え方や行動について分析していくことです。
英語ではreflection(リフレクション)と言います。
内省は、臨床心理学や発達心理学などの心理学をはじめ、企業での人材育成などでも注目されています。
経済産業省のHPでも、人生100年時代の社会人基礎力として「リフレクション(振り返り)」が取り上げられています。
はっきり言って、内省は今後ますます注目を増していくキーワード。
世の中に遅れを取らないよう、今のうちにチェックしておきましょう。
内省ってなんのために必要なの?
内省が必要な理由を3つあげてみます。
自分のことがよくわかるようになるから
内省は、自分の考え方や行動を振り返ること。客観的に自分を振り返ってみることで、自分のことがよくわかるようになります。
「さっきの上司の言い方、めちゃくちゃ腹が立ったな」という出来事があったとします。
「何に腹が立ったんだろう?」「なんでだったんだろう?」と深掘り質問をしていくことで、自分の強みや弱みがわかったり、価値観がわかったりするんです。
たとえば上司が小さなことにも口を出してくるマイクロマネジメント人間だったとしましょう。
そこで「マジであいつ腹立つよなー」と同僚を飲みに行くのもいいですが、内省的アプローチでは、何に腹が立ったのか、なんで腹が立ったのかを考えてみるのです。
たとえば、あなたは「いろいろ聞かれるのでウザい」「なんか信用してもらえてない感じがするし窮屈で嫌」だから怒っているんだとしたら…
あなたには「ある程度、仕事を任せてほしい」とか「もっと自由にやらせてほしい」という価値観がある、ということがわかります。
あれ、自分って、管理がガチガチの組織にいるよりも、自由にやらせてもらえる風土のある会社の方が合うのかもしれない…?
ということに気づければこちらのもの。あなたにとってひとつ大切な軸が見つかったということになります。
そんな感じで、ひとつひとつの出来事に対して、じっくり考えてみる。これが内省です。
自分の強み・弱み、価値観をわかっていることは、就職や転職するときにも必要ですよね。
自分をしっかりわかっていることは、将来のキャリアの方向性を明確にしていくためにも大事です。
自分の気持ちが整理できるから
内省をすると自分の気持ちが整理できるようになります。
たとえば「なんかイライラするけど、何にイライラしているのかわからない」ということはありませんか?
そんなときこそ内省の出番です。
紙に「なんかイライラする」と書き、思いつくキーワードを書きなぐってみましょう。
「疲れてる」「朝にパートナーと喧嘩した」「友人からのメッセージに傷ついた」などなど。
気持ちを書きなぐっていくと「自分が否定されたことが嫌だった」という理由がわかるかもしれません。
あるいは「睡眠不足なだけ」だったり、実は生理前のホルモンバランスの影響だったりもします。
イライラしながら深夜にSNSを眺めているよりも、机に座って10分間、紙に気持ちを書きなぐるほうがずっと気持ちが整うんです。内省ってよくないですか?
具体的なやり方は別記事でご紹介していきますね。
人生100年時代で生き残っていくために必要だから
個人的に、いちばん大切だと思っているのがこのポイント。
いまは人生100年時代、私達は人類史上で最も変化の激しい現代を生きています。
これからの時代は、常に自分を見つめ直し、社会に合わせて変わり続けていく必要があります。
「将来、年金もらえるのかな」とか「AIに仕事を奪われるかも」とか言っている場合ではありません。
淘汰される前に変わっていく、時代に適応していくしか生き延びる方法はありません。自分のことを守れるのは自分だけです。
10年後、20年後に「もっと考えておけばよかった」と後悔する前に、いま、行動しましょう。
あなたが変わるための最初の一歩が「内省すること」です。
内省の世界へようこそ。
内省好きが高じてこんなサイトまで作ってしまった管理人が、楽しい内省ワールドにご案内します。
ぜひ一緒に内省していきましょう!
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